あらためてお勧めをしておきたいAUXBEAMのスイッチングコントローラーについてご紹介していきます。
今までは製品紹介が多かったのですが実際のインストールの様子を含めたAUXBEAMのご紹介をしたいと思います。
今回のケースは2007 NISSAN FRONTIERのプレランナーでフロントに装着しているKCのCUBEとLIGHT BARの配線をすっきりとリノベーションする目的でスイッチングコントローラーをインストールしました。写真で分かる通りペアのCUBEが2個にLIGHT BARが1つという3wayの配線をコントロールします。今までは3個の外付けスイッチを車内に引き込んだり
リレーにアクセサリー電源やバッテリー配線を結線する必要があってエンジンルームが配線とリレーだらけでバッテリーターミナルも後付け配線で見た目からヘルシーではない感じです。そこをスマートに集約するのがこのAUXBEAMのスイッチングコントローラーと言うわけです。
何がヘルシーかというとバッテリーのターミナルからは+とーの配線をコントロールボックスに繋げるだけでOKというところです。しかもサーキットブレーカーを介するので後付けパーツのバッテリー直接配線を避けてショート等による不具合や発火のリスクを防ぐ様になっています。車内にはコントローラー用の配線を1本入れてあげるだけで中のコントローラーでLEDの点灯が可能になるという便利なパーツです。買ってきたLEDの+とー配線をコントロールボックスに接続すればすぐに点灯が可能になると言うものです。わざわざリレーだのスイッチだのを取付ける手間が要らなくなります。
プライベーター取付の際にはちょっと気を付けてほしい箇所が1つあってスイッチングコントローラー用の電源をアクセサリーからバイパスする作業があるのでそこのバイパス箇所を気をつけなければいけません。通電テスターは必須ですしショートさせてはいけない系統もあるのできちんとダイアグラムを見て然るべき場所から付属のフューズバイパスホルダーを使ってアクセサリー電源を取りましょう。
ウチの場合だとAUXBEAMのフューズは5AなのでAUDIOやAUX、ACC系統の10A~15Aの電源からバイパスさせています。今回のフロンティアはラッキーな事にエンジンルーム内のIPDM内蔵のフューズボックスにAUDIOの系統があったのでそこからバイパスをしました。車体は2007yですがこの年式のUS日産はIPDMの不具合が多くて2011y以降のIPDMにスワップしてあるのでダイアグラムもきちんと適合年式のものを見る必要があります。これはイレギュラーケースなので参考ということで。ハイラックスやタコマ等は室内のフューズボックスにACC系統があるのでそこからバイパスすることが多いです。FORDやCHEVYは車種によってバイパスする場所が変わります。
プライベートで取付ける際は間違っても適当なところから電源を取らないように気を付けてください。ECUやPDM等のクルマの制御系統から電源を取っていてもしショートでもしたエンジンが止まって再始動しなくなったり最悪はECU交換で莫大な修理費用が必要になったりします。走行中にエンジン停止したらブレーキの倍力装置もパワステ効かなくなるので峠道の下り坂でいきなりエンジンが止まるシチュエーションを想像してみてください。重大インシデントになり得るという事を肝に銘じて作業を行ってください。
電気は目に見えない分、本当に気をつけないとパチンと一発ショートでクルマがただの鉄の塊になるので慎重に作業するようにしてください。
各系統の結線が終わったら最後にサーキットブレーカーをリセットして電源を入れます。
イグニッションをオンにするとコントローラーにも電源が入ってイルミネーションが点灯します。あとはスイッチングをそれぞれオンオフで作動するかを確認して完了です。
今回はRA80XLという8wayのコントロールボタンがあるモデルでコントローラーのサイズが大きいタイプになります。イルミネーションもRGBカラーでカラー変更可能なのでインテリアに合わせて好きな色に調色が可能です。
ボタンには3モードの設定が可能で、オンオフ機能、押してる間だけオン、ストロボ機能の3つのモードがそれぞれのスイッチ毎に設定が可能です。
オーバーランドカスタムのグリルマーカーやディッチライト、バックランプやカーゴランプと後付けのLEDを増設したいと考えている方にも是非お勧めします。
気になる方は下記のURLでご覧ください。