気温もだいぶ上がってきました。渋滞でのエンジン温度の過度な上昇によるトラブルや経年劣化によりトラブルが増加すり季節の変わり目には備えが必要です。
特に水回り、エアコン、バッテリーは要注意です。気温差に影響する部分が多いので夏前に点検整備をしておく事をお勧めします。
今日は昼間に出張修理に行ってきました。という事で今回は現場でのトラブル対処の事例と出先での応急処置のヒントをご紹介します。
ラジエターからの水漏れです。12年前のクルマという事もあり、ウォーターラインの汚れや錆でグリーンの冷却水のはずが錆混じりの茶色い水が漏れ出していました。
しかも日曜で混み合う出先の駐車場だった場合レッカーを呼ぶにも周りに迷惑をかける状況だとお手上げになりますね。
そんな時に持っておくと便利なのがこちら
ワコーズのラジエターストップリーク、水漏れ剤です。結構なサイズのスポットホールにも有効で過去に使ったことのある水漏れ防止剤の中でもかなり優秀な商品です。冷却水に混ぜてからラジエターキャップやリザーブタンクから入れてエンジンを回してしばらくすると見事に水漏れが治ります。まあ異物を混入させて水漏れ箇所を塞ぐ方法なので賛否分かれるところですが、そこはワコーズもなるべく影響を及ぼさないマテリアルを使用しているところやあくまで応急処置としてなので漏れた部品は交換してウォーターラインも洗浄してから組み付けるのでまあ良しとしておきましょう。
水回りをリフレッシュした際には是非このクーラントブースターを添加してあげると良いでしょう。熱が高いと良い事ないのでなるべく冷ます方向で!
余談ですが漏れが止まった部分に外側から更に穴を塞いで二重に漏れを止める方法もあります。それがこちら
これも止まります!瞬間強力接着剤をスプレーする感じで、熱や圧力にも強いその名のとおりクイックフィックスが可能な便利商品です。まさに応急処置に持っておくと良いでしょう。クルマから液体は漏らしたく無いですからね。たらしても良いのはウォッシャー液とエアコンの結露くらいですから。
ワコーズのRSLとクイックフィックスは持っておくと便利です。
あと車検の際で構わないので1年おきにクーラント交換を心がけましょう!
10年落ちのクルマはケミカルでコンディションを整えましょう。